地域のBorderlessなコミュニティづくりから、強く楽しいまちづくりを考えよう

2017.9.23(土) 13:00 - 15:45
研修1

概要

いざという時に、地域の人たち・ご近所さんの繋がりによって助け合い、災害からできるだけ早く復旧させようという、「レジリエンス」に関する取り組みが、各地でも行われていっています。町内会や自治会に参加が減っていっている若者や、趣味などのテーマ毎につくられた地域コミュニティを繋いで再構成することが鍵になります。
災害時には正しい情報の共有も大切になることから、普段からITに慣れ親しんでいる方の活躍も大切です。本セッションでは、関西で行われている様々な活動のシェアを通じて、自分の地域で何ができるかを考えます。
楽しく、地域でつながる仕組みを、みんなで考えましょう。

セッション議事録

登壇者

  
吉田 大介
Daisuke Yoshida
大阪市立大学 都市防災教育研究センター 兼任研究員(大学院創造都市研究科 准教授)。

1979年新潟県生まれ。2003年から2年間、JICA青年海外協力隊(フィリピン)として情報技術の技術移転活動に従事。
2009年から2012年まで、帝塚山学院大学 専任講師・准教授を経て、2013年より現職。空間情報学を専門とし、応用研究としてICTを活用した防災・減災に関する教育研究を進めている。
facebook: ">https://www.facebook.com/nro2dai

三田村 宗樹
Muneki Mitamura
大阪市立大学 大学院理学研究科 教授
都市防災教育研究センター 副所長  

地質学を専門分野とし、都市とその周辺に分布する第四紀層(260万年前から現在にかけて形成された地層)の層序学的研究とその都市地盤としての評価の研究を行ってきました。とくに、大阪平野を構成する第四紀層の形成環境に由来する地盤特性の差異や災害・環境との関係についての検討をすすめ、都市地盤の理解へむけた研究を行っています。地盤データベースを用いた大阪平野地盤研究、1995年兵庫県南部地震の地震災害分析などは、他分野の研究者との学際的な研究でもあります。さらに、大阪を代表フィールドとして培った成果や研究手法をもとに、日本各地の同様の地層の比較研究や東アジアのデルタ地帯に立地する都市とその周辺域の災害・環境問題の解明に向けた研究を進めています。
web: https://www.cerd.osaka-cu.ac.jp/

明石 民雄
Tamio Akashi
ひよどり台防災福祉コミュニティ 委員長

昭和25年(1950) 神戸市生まれ。
下水道設備プラント建設に従事、平成27年(2015)「身体が元気なうちに」と退職、地域活動に参画。
在職中、阪神淡路大震災は勿論、東日本大震災に業務出張中に遭遇するも 二死回生(??)を計る。
東日本大震災での避難所生活(仙台市・七郷小学校)を通し、地域内の「共同・共有・共感」などの学習をさせて頂き、無事帰郷。林(前)委員長より役務を引き継ぐ。
趣味として、地域内が神戸層群(後期始新世~前期漸新世)の影響を受け「地球環境学」に興味津々。
自身の行動スローガンは「継続ハ安全・安心ナリ」(常時動き廻れねば.酸素欠乏≒マグロと変わらず)

佐藤 拓也
Takuya Sato
大学院時代は、気象予報モデルを活用したシミュレーションによる研究を行う。その後SlerのSE、民間気象情報会社でのBtoB向けシステムのSEを経て、気象業界を変えるべく独立。防災士。
内閣官房国土強靭化推進室ワークショップの近畿地区の運営を担当し、災害時の全国各地のキーマンによるネットワーク”TKM47”の関西地区世話人でもある。
居住地の奈良県生駒市にて、CODE for IKOMAを立ち上げ。生駒市と協働で、アイデアソンやハッカソン、アプリコンテスト等を開催。生駒市の情報化支援も行っている。Code for Japan地域情報化アドバイザー。
facebook: https://www.facebook.com/happyswinger06